新聞は、いつも、いろいろな特集がたっぷり組まれていて楽しみです。朝日新聞には中田英寿が
「04私の再起動」のコーナーで紹介されています。東ハトの執行役員としてのインタビューです。
What's New でも紹介しましたが、中田は半年ほど前に
再生中の東ハトの執行役員に就任しています。CBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)ということです。
東ハトというと、キャラメルコーンで有名ですが、最近パッケージが変わったのを知っていますか?
中田の意見もかなり反映されたようですが、売り上げも5割り増しになったそうです。中田曰く、
「数字で結果が出てきたことはうれしい。」
プロは数字がすべてであることが自然に出ています。試合で帰国したわずかな時間のなかで工場を見に行き、
ラインで菓子の袋詰めもしたそうです。現場が大事なことは、一線で活躍しているサッカー選手の感覚からは
自然なことなのかもしれません。東ハトはバブルの時にゴルフ場に手を出して、それが失敗したために
つぶれたのですが、本業の菓子部門は比較的堅調だったようです。やはり中田曰く
「本業以外で経営が振るわなくなり、企業そのものがなくなるとしたら働いている人はやりきれないでしょう」
本当に頭がいい人です。天は人に二物も三物も与える、ということの好例ですね。
この記事から、悩んでいる技術者向けに中田の言葉を引用しましょう。
「サッカー選手に経営などできるわけがない、という人もたくさんいた。でも評論家がいろいろなことを言っても
何も変わりません。問題を理解しているのに、行動しない人が日本に多い。必要なのは自分でやってみること」
東ハトとサッカー選手の両立について訊かれると、
「体調の管理は大事ですが、頭を働かすことに制限はありません。」
中田を起用した36才の東ハト社長の木曽健一氏の言葉。
「中田は指示待ちでなく自分で考え、絶えず挑戦し、工夫し、リスクをとる象徴だ」
みんな、頑張ろうぜ。
オシャレだし、スタイルを重視することでも有名です。
おとーさんはオシャレじゃない、と家内に非難されているのですが、一番難しいのが、TPOにあわせて服を選ぶことです。
特に、半オフィシャル、半プライベートというあたりが難しい。たとえば、町内会の会合、とか、幼稚園の
父の会の集まり、などが一番判断に苦しみます。
パタン1:
「なんで、そんな服を着るの」
「う〜ん、なんで、と訊かれても..。ちゃんとしないといけないと思って..。」
「こんな時は、ほら、この間買ったトレーナとズボンで上から長袖のシャツを引っ掛けたら
いいのよ、服はなんぼでもあるんだから、同じ服ばっかり着んといて、
まったくオシャレじゃないんだから。」
パタン2:
「なんで、そんな服を着るの」
「う〜ん、なんで、と訊かれても..。別にこれでいいかな・・と・・。」
「百貨店に行くのに、そんな格好じゃ恥ずかしいじゃない。ジャケットくらい
着てちょうだい。ちゃんとした格好して。誰が見ているかわからないんだから。」
家内のいとこの旦那さんは、とてもオシャレなのですが、買いたい服、というのは、
「この服は、ああいう場面で、こういう時にピッタリだ」とピンとくるそうです。だから、自然と
この服なら上着はこんなの、パンツはこれ、靴はこれ、とちゃんとすべて想像ができ、それにあわせて
買い物ができるそうです。私には、とーてー無理。
「そこで、そう言ったら、しまいじゃない。」
たしかに。
って知ってますか?これは、服の話ではなく、ドライマティニーのスタイルです。マティニー
はジンにベルモットを合わせオリーブを添えたカクテルですが、ベルモットを多くすると甘くなります。
私は、カクテルはめったに飲まないのですが、たまに飲むことがあります。
ベルモットが、ほんの少し入った
「マティニー、うんとドライに」です。
究極のドライは、ジンだけでベルモットを入れません。
ベルモットのビンを眺めながら飲む、というヤツ
で、これがチャーチル・スタイルです。イギリス首相だったチャーチルにちなんだカクテルです。
他には、ハードボイルドが好きな人にはおわかりかもしれませんが、
大切な友達と飲むときは、ギムレット。これも、滅多に飲めないのですが、
ジンとライムの果汁のカクテルです。「プレイバック」
では、ライムジュースを使うと書いてありますが、絞った果汁を使うほうが、断然美味しいです。
近所のイズミヤは1日から営業、大抵のスーパー、百貨店は2日から営業しています。従業員の人は 大変ですよね。1日に用があって、イズミヤに行きました。カナート洛北の 「やまや」で、いいワインを探したのですが、手ごろな価格のものがみんな、2日からのバーゲンセール のために、本日は販売できない、ということで、5000円前後の高いワインしかありません。 どれにしようか迷ってたら、そうだ、正月だしシャンパンでいいじゃないか、と思ってポメリーを 買ってきました。シャンパンなら美味しいのは明らかですから。安心できるものに逃げるのは私らしくない、とも 思ったのですが、ま、そんな私らしさにとらわれるのも私らしくない、と納得しながら、 今、美味しく飲んでいます。モエ・エ・シャンドンよりも、好みかな。
正月は、ランちゃんも、お節料理を食べました。今も、パパーノがあげるクラッカーをおねだり。 おいしそうに食べています。少し前に買った、お正月用の新しいコートを着せようとしたら、ボタンがはまりませんでした。もったいない。
京の着道楽
とはこのことです。今年もよろしく。
4コママンガ<ハムとラン> とキャラのページ (c)Shimamura,T |
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