パパーノなんなんでしょう

No.83
2007/ 2/4

ダイエット・ゴーゴー


去年の正月は体重が65kgまで減ったと思い込んでいたので、去年一年で62kgまで体重を落とすとコミットしました。 週末のテニスで消費カロリーを増やし、筋肉がつくことで基礎代謝が増えるだろうから、 食事制限なしで自然に減る、という計画でした。
そのときには、バネ式の昔ながらの体重計を使っていたのですが、春まで順調に少しづつ減っていて63kgが目の前だと思ったのですが、 体脂肪率や身体年齢も測れるオムロンの「身体スキャン」を買ってみたところ、唖然!
体重は65kgを優に超えていて、実はほとんど体重が減っていなくて、実は体重計が狂っていただけだったということが判明したのです。
夏にたっぷり汗をかいてげっそりやせる予定だったのですが、これもほとんど減らせませんでした。
結局、この正月の最後に一年間の成果を測定した結果、なんと68kgもあることがわかり、とどのつまりは、67kg±1kgのあいだをうろうろしていただけだったことがわかりました。

そこで、今年は、少し逡巡したものの、やはりビールと食事を減らして体重を減らそうと決心しました。目標は最初は控えめに65kgとしたのですが、やるからには63kgを目指そうと思います。
ダイエットといって思い出すのが、前にも紹介したことがある、スカーズデール・ダイエット・プランです。 サポートサイトを見ると、メニューと、 いろいろなtipsが載っています。なにしろ、2週間で20ポンド(9kgくらい)やせるというこのプラン、酒、脂分、糖分、乳製品、粉製品、 豆、バナナやアボカドのような果物以外ならステーキ、魚、鶏肉、野菜や果物など いくら食べてもいい、というのです。
こっそり日本語に訳したメニューを下に書いておきます(注1,注2)が、なんだか、実行できそうな気もするでしょう?日本人にとって苦痛なのは、 さすが、アメリカのメニューなので米がないことですね。全麦パンの代わりに白米ではダメなのでしょうか。
このメニューを見る限り、脂を除いて油を使わないようにして肉や魚を調理し、野菜をたくさん食べ、 ドレッシングやマヨネーズを使わないようにしておけばよさそうな感じですね。
砂糖やミルクを入れないコーヒーを飲めない人は、飲み物はお茶にすればいいでしょう。

もっとも、私はここまで徹底してやるつもりはなく、まぁ、少し我慢する程度にしているだけです。たとえば、 京阪京橋駅で売っている、パン、もしくはフランクフルトと缶ビールを我慢する、バナナ一本を持参して残業食を我慢する、 夕食は食べ過ぎないように気をつける、普段のビールは350ccの缶一本にする、などですが、そんなことよりも、 最も効果的な秘訣をお教えしましょう。「毎日体重計に乗る」です。
必ず決まった条件で乗ることが大事なのですが、私は、毎日、朝食前に測定しています。一日のうちでも 増減がありますから、一日0.3kg程度の効果のほどを確認するにはなるべく決まった条件で測定しなければなりません。
効果が見えるのが嬉しいものです。 そして、励みになるので、少しの我慢がきくようになり、デパ地下などを歩いていて、ご馳走がショーケースに並んでいても、 見て、迷って、首を振って我慢する、それが嬉しくなってきたりするもんです。

今朝、テニスの壁打ちから帰ってシャワーを浴びた後、計ってみると63.3kgまで落ちていました。
運動の後で-0.5kg、食事の後で+0.5kgといった感じでしょうか。

ところで、マクドナルドで「メガマック」というのを限定で売り出したそうで。ビーフパティが4枚、ヘルシーブームにあえて逆行するこの メニュー、なかなかいいところに目をつけたな、と感心しました。ジャンクフードはあえてジャンクな道を行く、 大食い競争が似合うハンバーガーはやはりこういうほうがいいのでしょう。安売り、ヘルシー、ご当地バーガー、 対抗するには、あえて王道を行くのは正しい選択だと思います。彼女がエビフィレオ、彼がメガマック、なるほど、 ホッペにビンタみたいな感じですな。
エネルギー:754kcal、たんぱく質42.0gも脂質45.9gも炭水化物42.9gもあるそうです。実は、こんなんがあると 昔の私なら面白がって間違いなく食べていたのですが、今の私は違う。一生の間に一度も食べられないものは山とあるのです。
どうしても食べないといけないものなどないはずです。

実際、どこを歩いても、食べるもの、飲むもの、読み物、遊び、欲望に働きかけるものがあふれていて、まるで、 「これを経験しないと損、知らないのはアホ、他の人はもう楽しんでいるぜ。」と競い合っているようです。「あるある大事典」の捏造も そんな雰囲気に乗じたもので、納豆ダイエットが紹介されたとたんに納豆がスーパーから消えるというのも無理ないところです。
なにせ、常に脅迫されているような感じだものなぁ。
ダイエットすることで、そんな大量消費の脅迫から開放された気がしています。
自由が欲しければ、欲望に支配されないこと。


4コママンガ<ハムとラン> とキャラのページ
(c)Shimamura,T
トップページ  パパーノ Index  メール  hardy@max.hi-ho.ne.jp

基本的なルールは単純。

1.指定したものを食べること。置き換えてはいけない。
2.酒類は禁止
3.間食はニンジンとセロリのみOK。これらは好きなだけ食べてもよい。
4.飲んでもいいのはブラックコーヒー、紅茶、クラブ・ソーダ、ダイエット・ソーダ、好きなだけ飲んでよし。
5.サラダは油、マヨネーズ、あるいはドレッシングを使わないこと。レモンと酢、ヴィネグレット、マスタードドレッシングのみ 使うこと。
6.野菜(とうもろこし、イモ類、豆類などは不可)をバターやマーガリンやその他の脂類を使わず食べること。レモンは可。
7.肉は脂を除くこと。鶏肉やターキーからも皮や脂を除くこと。
8.リストに載っているものすべてを食べる必要はない。しかし、足したり置き換えたりしたらいけない。組み合わせを守ること。 カロリーを1日、850〜1000kcalにすること。
9.食べ過ぎてはいけない。
10.このダイエットを2週間以上続けてはいけない。
2週間続け、次の2週間はKeep Trim Program(これはここには紹介しませんが、サポートサイトを見ればわかります。)にする。
ハーブやスパイス、パセリ、チリソースなど常識の範囲内でOK。いかなる栄養補助食品は不可。
人工甘味料はOK。

メニュー

分量が記されていないものは好きなだけ食べてよい。
ただし食べ過ぎないこと。
毎日の朝食:
グレープフルーツ半分。もしなければ季節の果物。
全麦パン一枚。トーストし何もつけないこと。
コーヒーか紅茶。(砂糖やクリーム、ミルク、ハチミツなどは入れないこと)
月曜日:
昼食
冷肉(脂なし)
トマト(スライス、水煮、シチューでもOK)
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
魚、貝
コビネーション・サラダ。どんな野菜でもOK。
全麦パン1枚。
グレープフルーツ。もしなければ季節の果物。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
火曜日:
昼食
フルーツ・サラダ。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
Dinner: 脂を除いて作ったハンバーガー
トマト、レタス、セロリ、オリーブ(4個まで)、キュウリ
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
水曜日:
昼食
ツナかサーモンのサラダ。油は落とすこと
レモンと酢のドレッシングで。
グレープフルーツ、メロン、季節の果物のいずれか。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
焼いたラム肉(脂は除くこと)、魚や鶏、ターキーでも可
レタス、トマト、キュウリ、セロリのサラダ
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
木曜日:
昼食
卵2個(脂さえ使わなければお好みのスタイルで)
低脂肪のカッテージチーズ
ズッキーニ、サヤエンドウ、トマトのいずれか。
全麦パン一枚。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
ローストか網焼きか炒めた鶏肉。(皮、脂は除くこと)
ほうれん草、ピーマン、サヤエンドウ
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
金曜日:
昼食
チーズのスライス、盛り合わせ。(低脂肪が好ましい)
ほうれん草
全麦パン一枚。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
魚、貝
コビネーション・サラダ。どんな野菜でもOK。
全麦パン1枚。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
土曜日:
昼食
フルーツ・サラダ。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
ローストしたターキーか鶏
トマト、レタスのサラダ
グレープフルーツ、季節の果物のいずれか。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
日曜日:
昼食
ターキーか鶏
トマト、ニンジン、キャベツ、ブロッコリかカリフラワー
グレープフルーツ、季節の果物のいずれか。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか
夕食
網焼きステーキ(脂は除くこと)どんなタイプでもよい。
レタス、キュウリ、セロリ、トマト、芽キャベツのサラダ。
コーヒー、紅茶、ダイエットソーダ、水のいずれか

申し訳ありませんが、これを実行して何も起こらなかったり、あるいは、健康被害を受けたとしても、 私としては何の責任も負いかねますので、実行するならば、自らの責任でお願いいたします。
リンク先情報に関しても、責任を負いかねます。
ただ単に、面白がってリンクし紹介しているだけなので、ご理解のほどよろしくお願いします。
本文中にも記したように、万能な減量法はあるわけはなく、摂取カロリーと消費カロリーを良く考え、 また栄養をバランスよくとるように心がけることが大事です。